実はトレードスキルって、2種類の要素、能力から成り立っていることを知っていますか?
これ、めちゃくちゃ重要です。「サッカーは手を使ってはいけません」というよりもっと前、「サッカーは普通、外でやります」というレベルの超超超基本的なことです。
でも、これを知らない人が多すぎるから困る。
ということで、今回はそんなお話です。
トレードスキルを構成する2つの能力
トレード成績そのものを構成するのは、勝率、リスクリワード、ポジション管理の3大要素です。
しかし、このトレード成績はアナリスト的な能力とトレーダー的な能力の2つの能力によって導き出されます。
この2つ、どちらかが欠けてもダメだし、2つが噛み合っていなくてもダメです。
2つがある程度の水準、10を完璧とすれば5〜6程度の水準に達していて、見事に噛み合っていれば、口座残高は勝手に増えていくでしょう。
アナリスト的な要素
アナリスト的な要素というのは、いわゆる「相場観」のことです。
テクニカル分析やファンダメンタル分析、時には御徒町の貴金属ショップにインタビューをして、今後価格がどう推移していきそうかを分析する能力です。
ずばり勝率に関係する部分ですが、半分も当たれば御の字。主催の岡田は4割も当たりません。
また、「どの時間足を見るか」というのもアナリスト的な能力です。詳しくは後述します。
トレーダー的な能力
トレーダー的な能力というのは、許容損失からロットを算出し、負ける時は潔く、SLの移動なんてもってのほか、勝つ時はきっちり目標価格までポジションを握り潰し、適切なリスクリワードを維持し続ける能力です。
特に初心者のうちは損大利小のトレードをハイレバでやりがちなので、これを治すところから始まります。
また、どれくらいの時間軸でのトレードを想定するかも重要です。
そして、たとえ値幅の広いスイングトレードでもある程度精度の良いエントリーをしなければいけません。スキャルピングなら尚更です。
エントリーしたい価格まで待てるかというのも、重要な要素となります。
自分の性格を知ってアジャストしよう
さて、ここまでは簡単ですね。ごく当たり前のことしか出てきていません。
本題はここからです。
このアナリスト的な能力とトレーダー的な能力、両者が噛み合っていないと、たとえ勝率が9割を超えていても、残念ながら口座は破綻します。
逆に、勝率が1割だとしても、この2つが噛み合ってさえいればどうにでもなります。
例えば、、
さて、例を出しましょう。
下記のような相場があります。

4時間足を見ると高値圏で頭打ちの様相、ある程度の下落がありそうです。
4500ドル程度までは取れそうだし、ショートを検討しています。

結果、15分足のオーダーブロック(緑ゾーン)を根拠に売ってみました。
結果大きな下落が起き、ナイストレードとなりました。
しかし、最新足で大きな要線が立ち始めたので、早々に手仕舞いました。
結果としては4620ドル程度から4597ドルまでの値幅を獲得。1ロットなら2300ドルの利益で、ナイストレードとなりました。
…さて、上記のトレード、問題点がわかるでしょうか?
上記のような状況は結構あります。FXをしている大多数の方はほとんど上記のようなトレードをしています。
しかし、上記のようなトレードは長期的に見た時、口座を壊します。良くて横ばいでしょう。
上記のトレードの問題点は、「4時間足を頼りに4500ドル(120ドル幅)を想定して売ったのに、15分足を見て利確してしまった」という部分です。
「早すぎる利確」というやつですね。
この類の現象は非常に多く発生していますが、すべては先述の2大能力の不一致、果ては性格との不一致によるものです。
性格に沿ってアジャストしよう
つまり、15分足レベルのトレードをしたいのであれば、15分足を中心に考えないといけないということです。
4時間足レベルの値幅を取ろうとした時には、15分足で1つのトレンドをまるっと取るに等しくなります。
その過程ではもちろん、含み益の減少もあるでしょうし、時間もかかります。4時間足ですから、1〜2週間は平気でかかる計算です。
それを待てないのであれば、4時間足を見た時には値幅観測はしないであくまで「上位足の状況確認」で済ませるべきなのです。
このように、アナリスト的な能力とトレーダー的な能力を噛み合わせ、さらにそれが性格と一致していないと、トレードするだけ消耗するという謎の減少に陥ります。
アナリスト的な能力とトレーダー的な能力が噛み合っていない場合の修正は比較的簡単にできますが、それが性格と合っていないということに気づけるかがポイントです。
「なんかしんどかったなこのトレード」
「長かったなー」
「めちゃくちゃ儲かったじゃん!」
この感想、すべて性格と噛み合っていません。
すべてが完全に合致した時は、何連敗しても何連勝しても文字通り「無」になります。
「何も感じない」と言うのがより正確かもしれません。
みなさんも少し意識してみてくださいね。









